気休めなもの。役立ちのもの。

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サルとイヌの共同ブログ

突然の退去命令から学ぶ、いつでも引っ越せるようにするための7ステップ

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突然の退去命令から来る「不安」、そしてその対応記録。

 

途上国アルアルは突然やってきます。

 

 

 

オーナーからの突然の電話。

元気?

 

元気だよ。そっちは元気?ボツワナでのビジネス順調?

うん、基本的に全部清算してきた。俺もあんまり若くないからね。

今日はどうしたの??突然電話なんて、珍しい。

 

実は…

 

ここで、私の心臓の鼓動の回数はドンドン上がります。まさに、彼女から「ちょっと話したいことがあるの」という「私はあなたと別れたいの」のサインの如く。

 

いやぁ、俺も齢だし、お前の住んでいる家も売っちゃおうかな、と思って。

 

でた!2年間の契約結んでいるにも関わらず、突然の告知!

 

いや、突然そんなこと言われても困るんだけど。俺、家気に入っているし、そもそもそんな簡単に家見つけれないし。

 

大丈夫。今買いたいって言ってる人は、同じマンションに部屋を持ってて、そこをお前に貸せばいいから。

 

え、本当に同じ条件で貸してくれるのかな?本当に大丈夫?

 

大丈夫、大丈夫。心配しなくていいから。悪いようにはしないし。絶対大丈夫。

 

はぁ、海外赴任してから2回目。家探しも大変だし、引っ越すのも大変。でもこれ以上議論の余地はないので、諦めます。

 

了解。とりあえず売るのはわかったから、新しいオーナーが今と同じ条件で新しい部屋を貸してくれるのか、分かり次第早めに教えてね。

 

ありがとう!大丈夫、お前を悪いようには絶対しないから。

 

この不安感は何か?

電話を切った後、私は不安感に襲われました。衣食住の住の安定が脅かされているのだから当たり前なんですが、なんだろうか、この漠然とした不安感。

 

その不安感と向き合うこと30分、考えた先に行き着いたのが「すぐに引っ越せない」という状況。片付けて、荷物をまとめて、いるものといらないものと分けて、といったステップをやるのに対して、漠然とした面倒臭さと不安を感じているのだと思いました。ぱっと動ければ、最悪ホテルかどこかに動いて、その間に家を探す、ということもできますからね。

 

そんなわけで、思いついたら即行動。オーナーから電話を受けたその日に一気に「引っ越せる状態」にしたわけです。

 

「引っ越せる状態」とは何か。

途上国で暮らしている以上、何か会った時のために備蓄品は必須です。食料のみならず、日本から持ってきた様々なスペア品(例えば文房具とか、スーツとか、カバンとか薬)は日常的に使いませんが、今使っているものがダメになった場合にすぐに手にはいらないので、残しておく必要があります。そんなことをつらつら考えながら行ったのは以下の通り。

 

①日常的につかう服は、スーツケースに整理。

本当に使っているものは意外と少ないことに気付きました。そのため、使うものだけ、スーツケースと両開きにして簡易収納的に使用。目に見えるリビングに置くことで、「見える化」を図り、きちんと収納することを意識付け。「引っ越せ」と言われれば、スーツケースをパタンと閉めれば、一つ目の荷造り完了です。

 

②書籍は一箇所に。最悪全部捨てる覚悟。

ほとんどKindle化しているものの、一部書籍が残っています。それらはバラバラに置いてあったものを一箇所に。最悪の場合、日本に帰ってから買い直すと決め、全部捨ててもいい覚悟にしています。それだけで随分と気が楽に。

 

③ストック品(食料以外)は、一箇所に。すぐに持ち出せる状況に。

ストックしているものスペア品(例えば文房具とか、スーツとか、カバンとか薬)は一箇所に固めて収納。収納ついでに使わなそうなものは断捨離。引っ越しになったら、そのまま袋にがさっと入れて持ち出せるようにしました。

 

④食料品も一箇所に。

日本やタイで仕入れた日本米や調味料は一箇所に。こちらもすぐに箱に入れれば持ち出せる状態にしてあります。

 

⑤あまり着ないけれどたまに使う服は、「絶対持っていく」と「最悪捨てる」の2箇所にわける。

あんまり着ない服は「大事な時に着るもの」か「何となく残してあるもの」の2種類だと思いますので、それを「絶対持っていく」と「最悪捨てる」に選別します。「最悪捨てる」カテゴリーは、万が一の際に使うかもしれないので念のためとっておきますが、次回の引っ越しには捨てる予定にしておきます。

 

⑥冬服は、一箇所に。

常夏の途上国に住んでいるものの、日本に帰国時や出張時に使う冬服。それらも一箇所に集めておきます。

 

⑦必須な食器と鍋は固定使用。その他は、捨ててもいい覚悟で使わない。

意外と嵩張るのが食器と鍋。これらも断捨離。洗い物を溜めないためにも固定で使うお気に入り以外は、全て捨てる覚悟で閉まってしまいます。

 

 

「引っ越せる状態」=「クリアに整理されている」 

上記7ステップを実施して、随分と部屋も心もスッキリしました。また自分が囚われていたのは「すぐに引っ越せない不安感」ということもわかり、それに立ち向かうこともできました。今であれば、すぐに引っ越せます。もともと「モノ」は少ない方なのですが、整理の過程で断捨離も実施し、さらにスッキリしました。

 

後日談

その後、「いつでも引っ越せる状態」になったので家探しを始めていたところ、オーナーから電話がありました。

 

売らないことにしたから、このまま住み続けていいよ。

え、どうしたの?

俺んちの家具にケチつけたから、売らないことにした。じゃあ、これからもよろしく(ガチャ)

 

 

そんなオチかい!でも部屋も片付いたので良しとします。トホホ…。