気休めなもの。役立ちのもの。

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

気休めなもの。役立ちのもの。

サルとイヌの共同ブログ

20歳で2ちゃんねるで炎上したから、私は匿名にこだわる

f:id:lkecmlfd:20170322012256j:plain

 

20歳の時に見事炎上した話。もう10年前かぁ。

 

20歳の時に炎上しました。

 

当時、私は大学を勝手に自主休学して、友人と2人で日本一周中。ちょっとユニークな方法で日本一周、という企画だったため、ラッキーにも企業から協賛をもらい、全都道府県を津々浦々としておりました。

 

当時はかっこいい無料ブログが全然なかったので、勉強も兼ねてHTMLとCSSの基礎だけ勉強して自分でサイトを作成。旅日記を更新しながら、各地を周りました。今思えば、1ヶ月で3万PVくらいあったのかな(超微妙なアクセスカウンターをトップページにセットしておりましたが、数字は忘れてしまった)。

 

とにかく結構読まれてました。メディアにも露出してましたしね。若者2人が日本一周して、見知らぬお寺に泊めてもらったり、各都道府県の名所を回ったり、名産をおごってもらったり。我ながら今思うと面白い企画。以下、露出したメディア一例。

 

  • R25(表紙めくってすぐの見開きページ。今考えたらすごい…)
  • 雑誌の連載(素材だけ提供してプロのライターさんに書いてもらってました)
  • テレビ(大手2社:N◯Kは30分枠でした)
  • 新聞記事(地方紙にはガンガン営業かけたので、合計で30記事くらいいったような)

 

それで、炎上しました。見事2ちゃんねるデビュー。

 

今日はそこから学んだこと。今、大切にしていること。

 

 

炎上は突然やってくる。

旅もちょうど中盤に差し掛かった頃、異常にアクセスが増えている日がありました。前日に新聞に乗ったし、テレビの取材も放映された後だったので、

 

「お、ついにメディアへの営業活動が効いてきたか」と悠長に構えておりました。

 

そうすると、友人から携帯にメールが入り、

 

2ちゃんねるデビューしてるぞ!」と。

 

あとで冷静に分析してみたところ、「テレビで生意気そうなやつがいた」→「検索するとちょうど新聞のネット記事が一番上に」→「コピペで転載」→「叩かれる」という感じだったみたい。

 

結構自分は大丈夫。

かなり手厳しい批判たちに最初は結構動揺しました。 「アホだ」みたいなところから始まって、おそらく知り合いだろうと思われる書き込みもあって、それなりにショックでした。大学名や高校名も晒されてましたね。なぜかわざわざ私めの成績を暴露してくださる人もいました。そんなん世間の人は興味があるんかいな…。

 

一方で、旅の途中に応援してくれている人もたくさんいたし(出会い頭に「兄ちゃんが頑張れ!」と1万円くれたおっちゃんもいた)、俄然「俺達の企画はおもしろい」的な自信があったので、特にそこまで気にならず。

 

2ちゃんねるから派生して直接メールも頂きました。「歩け」とか「死ね」とか「トイレ掃除しろ」とか。なんでトイレ掃除だったのかは意味がわからず、すごく丁寧に返信して尋ねた気がします。もちろん連絡は返ってこなかったけど。

 

ダメージを受けたのは家族。

そんなわけで、本人たちはすこぶる元気な状態で旅を続けていたわけですが、精神的にダメージを食らったのは家族だったわけです。旅のブログを一番楽しみに見ていたのは両親だったので。

 

そこまでネット周りに明るくない両親は、以下の悪循環に。

  1. 少しだけネットに詳しい職場の人に「お宅のお子さんがネットで批判されてるわよ」と聞く。
  2. 確かに検索したらものの見事に批判されている。
  3. 息子(私)の未来が心配になる。
  4. 息子(私)に連絡する。息子(私)は変わらず元気。
  5. 両親(特に母親)は、息子(私)が悪い宗教に騙されているんじゃないかと心配する。
  6. 息子(私)に電話しまくる。でも、息子(私)うざがって電話にでない。
  7. ますます悪い宗教にのめり込んでいると勘違い。気を病む。

 

そんなわけで、両親がやられちゃったわけですね、はい。

 

まあ、両親もいろいろと調べていくうちに、「どうやらこれは批判が多いサイトらしい」ということに気づき、徐々に落ち着きを取り戻していったのですが、そこに至るまでは大変だったわけです。

 

今だからこそ匿名。

この経験を経て、このブログでは名前・顔は出さずにやっていこうと思ってます。その気になればネット社会に匿名ってのはないよ、ってのはよくわかってますし、顔出ししたほうがブログを読んでもらいやすくなるのはわかってるんですが、それでもそこにはこだわりたいんですよね。

 

だって一番大切なのは家族なんだもん。このブログで将来炎上することはそんなにないだろうけれど、それでも万が一、のリスクヘッジ。あとは、別に仕事を持っていて、そっちはそっちでプロフェッショナリズムを持ってとても楽しくやっているので、そこの線引をしておきたい、というのも正直な気持ち。意図せずにこんなこともありえますし。悪気があるか否か、事実かどうか、というよりも「その文字が他人にどうとられるか」は、意外と自分の考えの範疇以外ってことは多いと思うんです。

 

コンテンツで勝負。

この情報化社会で、「単一ソース」からの情報を鵜呑みにするってことはほぼないと思うんですよね。だから昔みたいに「この人が言っているから正しいんだ!」という情報の収集ではなく、「いくつかの情報ソースにあたってみたところ、どうやらこの説は有力らしい」という形だと。ググれば一気に幾つかの情報ソースでてきますし。

 

だからこそ、今後は「誰が書いた」というよりも「何が書いてあるか」がより重要になってくる、そんな気がします。もちろんインフルエンサーの人々が書いたことは注目され、信頼度が高くなるのは当然理解していますが、そんなインフルエンサーの中にも匿名の人達はいて、その人達は長い期間かけてコンテンツの中身で信頼度を高めてきているんですよね。そんなふうにこのブログを育てていきたい。

  

まとめ

まとめもクソもないんですが、とにかく20歳で鮮烈デビューしたのは、今思えばとってもいい経験でした。そんなわけで、顔出ししない「サル」と「イヌ」ですが、今後末永く面白いコンテンツを作っていきたい、そんな決意を示しつつ、まとめと変えさせていただければと思います(マル!)。

 

※なお、当時の旅ブログはしばらく放置してましたが、3年前くらいに「もういっか」ということで消しました。旅先で会った人達の写真も載ってましたし、何かの表紙にご迷惑をおかけするわけにはいかなかったので。