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サルとイヌの共同ブログ

就活する前に読むべき3冊

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「就活に際して読んでおいた本とかありますか?」と、よくOB訪問で聞かれるので、書いてみます。

 

一番大切なことは、就活が終わりじゃなくスタート、だと言うこと。その先、人によっては35年近い企業人生が待っています。激動の世の中なので、一つの会社に留まることは減ってくるのかもしれませんが、それでも社会人生活は長いです。

 

企業も人を選ぶ時に、きちんと先をロジカルに考えられている人を選びます。小手先の面接術とかでは入れちゃう会社は、人事がアホなのでやめたほうがいいです。普通の会社は人事に優秀な人材を投入します。じゃないと会社が壊れちゃいますから。

 

働いてみて、仕事は結婚と同じだと思います。自分に合っていて好きであれば毎日楽しい。そうじゃないと思うと地獄の日々です。

 

 

 

1.『入社1年目の教科書』

名著です。もちろんタイトルの通り、入社後の話がメインですが、就活に通ずるエッセンスもたくさん盛り込まれています。例えば、「何があっても遅刻するな」や「メールは24時間以内に返信せよ」。

 

企業は、「将来を期待」して新入社員を採用します。その「期待」は未来に対してのものですから、今は全く何もありません。就活生の書いたもの・話したことを頼りに本当に期待できる人なのか、自分の会社に合う人なのかを探していきます。そこで見落としがちなのが、「日々の態度」です。

 

「日々の態度」は「信頼」に関わってきます。大事なことなのでもう一度。「日々の態度」の積み重ねが「信頼」です。遅刻した人やメールの返信が遅い人に「私、絶対できます」と言われても、信頼できませんよね。むしろ就活という短い期間でさえ、そういったことができなければ、もうお先真っ暗です。

 

また、序文に書いてある「仕事において大切な3の原則」やコラム「会社選びの3つの基準」は必見です。目からウロコが落ちると思います。

 

 

2.『好きなようにしてください』

これまで大量のOB面談を受けてきましたが、大体のキャリアに関する悩みは、この本で解決されます。悩んでいる、と思ったら、その悩みを人にぶつける前にこの本を読んでください。考えている悩みが浅はかに思えて、相談する気がなくなりますから。

 

就職経験のない学生にとって、仕事が面白いかどうかは、「そういう気がしている」だけであることが ほとんどです。「どんな仕事がしたいです か?」 と聞かれて、学生が「マーケティングがやりたいです」 と答える のは、 パスタ料理を一回も食べたことがない人が、「カルボナーラが好き 」と言っているようなものです。 茹で加減はアルデンテよりもちょっと 固めがいいとか、細めがいいとか、やっぱり僕はショートパスタ、 いや私はロングのフィットチーネ、 そう言えばブカティーニもイイね! という ようなもの。 食べたことがないのにわかるわけがない。 若者にとっての 最初の就職は、いつの時代 もそういうものです。

引用:楠木 建. 好きなようにしてください (Kindle の位置No.265-270). . Kindle 版. 

 

この本は、「内々定もらったんだけどどうしよう」といった個別具体的な話から「仕事の原則とは?」「働きがいとは?」といった、社会人になった後も考え続けるようなトピックまで盛りだくさんです。特に自分が「意識高い系」だと思う人は、必読です。

 

なお、就活終わったら解放される!と思うかもしれませんが、その先の方が悩みますよ。キャリアには悩みがつきもので、人間は欲深いものですから。

 

3.『何者』

最後は少しライトなもの。朝井リョウさんの小説です。ただ小説だからと侮るなかれ。日本の就活、そして就活中に感じるであろう感情がえぐられるほど鮮明に書かれています。

 

この小説の中に出てくるのは、あなたの友人かもしれないし、あなた自身かもしれない。まだ見ぬ感情を疑似体験するには小説はもってこいです。就活中は、焦りや妬みとの戦いでもありますので、ぜひこの小説で疑似体験してください。

 

なお、SNSの使用は気をつけてくださいね。企業の人事は普通にググってチェックしますよ。就活生の方も人事担当者の名前をググったりするのと一緒です。学生と社会人との切り替えだと思ってSNSの過去の投稿を確認するか、きちんとプイベート設定にしておきましょう。

 

まとめ

個人的には就活中にいろんなことに会えましたし、無事に第一志望だった今の会社に拾ってもらうことができたので、とてもいい経験でした。あんまり肩肘やらず、正直にやるのが一番だと思います。もし今回オススメした3冊が就活のみならず、将来のキャリアを考える上で参考になれば、何よりです。