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サルとイヌの共同ブログ

【厳選】失恋時に観たい映画3選

映画には人生が詰まっています。時に刺激であり、時に癒やしでもあります。私は何度も映画に助けられてきました。

 

特に失恋時。あの胸が締め上げられるような気持ち。失恋をしてしまったすべての人に贈りたい、そんな失恋に効く映画3選です。

  

 

 『(500)日のサマー:(500) Days of Summer』

運命の恋を夢見る男の子と、真実の愛なんて信じない女の子の、ビタースウィートな500日ストーリー サマーに恋をした、最低で最高の500日。 建築家を夢見つつ、グリーティングカード会社で働くトムは、秘書として入社したサマーに一目惚れしてしまう。意気投合し、いいムードになった二人。トムがサマーに「彼氏はいるの?」と聞くと、サマーの答えはノー。恋愛と友情の間に果てしなく広がるグレーゾーン。人を好きになるって、どうしてこんなに楽しくて切ないんだろう。

 

本作は私の中で殿堂入りです。失恋に苦しむ人に贈りたい映画第一位です。私も何度もお世話になりました…。

 

本作は「男が恋に落ちる」→「散々振り回されて」→「それでも未練タラタラで」→「ただ自分が相手の運命の人でないことに気づいて」→「絶望して」→「立ち直る」という素晴らしく単純明快なお話です。

 

ストーリーは、恋の相手であるShe and Himのズーイー・クレア・デシャネル(Zooey Claire Deschanel)演じるサマーと過ごした500日間を行ったり来たり。あんなに素晴らしかった二人の日々が、突然絶望的な日々に。特に失恋を味わった男なら誰でも「それ、自分のことでは…」と思えるシーンが随所に盛り込まれています。実話に基づいているからか、ストーリーの運びや感情表現も抜群。

 

ストーリーの展開もさることながら、画面の美しさやサウンドトラックも秀逸です。ジョゼフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt)が踊りだすシーンがありますが、邦画の「モテキ」はこのシーンを一部パクったのだろうと、勝手に推測しています(森山未来が「サンキュー、Perfume!」と心の中で叫ぶシーンですね)。監督のマーク・ウェブ(Marc Webb)がミュージックビデオの出身だったからできた映画かもしれません。

 

また恋ができる。そう思わせてくれる秀逸な作品です。

 

『ラスベガスをぶっつぶせ:21』 

マサチューセッツ工科大学の学生ベンは、天才的な数学力をローザ教授に見い出され、ブラックジャックの必勝法(=カード・カウンティング)を習得するチームに誘われる。進学したい医科大への30万ドルという高額な学費を稼ぐため、ベンは仲間とともにトレーニングを続け、卓越した頭脳と巧みなチームワークを駆使してラスベガス攻略に挑むが−!?

  

こちらも私の青春を救ってくれました。

 

変わっていく自分と恋人・友達・家族との関係性といった人生の山あり谷ありを2時間の中でとてもうまく描いています。ブラックジャックを指南するMITの教授役ケヴィン・スペイシーKevin Spacey)が時折発する人生の教訓が、じわじわ心に刺さります。

 

主演のジム・スタージェス(Jim Sturgess)の好演も光ります。なかなかメガヒットに恵まれませんが、彼の代表作の「ワン・デイ」や「アクロス・ザ・ユニバース」も名作です。どちらかというと毎回ダメ男なのですが。「ワン・デイ」も大切な人をさらに愛おしく思える映画です(が、失恋時にはあまり向かないかも…笑)。「アクロス・ザ・ユニバース」はビートルズの曲で構成されたミュージカル映画ですので、ビートルズ好きにはたまらないかもしれません。私はミュージカル映画が苦手ですが、最後までしっかり楽しく観ることができました。

 

脱線しましたが、観終わったに、「失敗しても何度も挑戦しよう」と思わせてくれるスカっとする一作です。

 

『マルティナの住む街:Primos』

マルティナの住む街 [DVD]

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大人になりきれない男たちの、かけがえのないひと夏…。挙式直前に花嫁に逃げられたディエゴを元気づけようと、従兄弟のフリアンとミゲルの3人は、子供のころから度々夏を過ごした思い出の避暑地へと向かう。そこは10年前、ディエゴが童貞を喪った初恋の相手マルティナが住む街。再会したマルティナに再び熱をあげつつも、失恋の痛手をふっきれないディエゴは…。 

 

こちらはスペイン映画。なんとなくスペイン映画を観たいと思い、Amazonジャケ買いしたのですが、予想を上回る爽快な映画でした。

 

結婚式当日にフラれた男が、いとこ(Primo)と一緒に、初恋の人(マルティナ)の住む街に訪れる、というしょうもない男(いとこ)たちの珍道中。登場する人物は、皆それぞれ人生の中でうまく行かない部分があって、だけど、どうにか生きている。男の失恋をきっかけに、ちょっと人生を一休みして初恋の人が住んでいる街に何の気なしに訪れ、そこで再会する人や新たな出来事で、ちょっとだけ人生がうまく回り始める。そんな映画です。

 

ストーリーは小気味良いテンポで進み、映像も綺麗で音楽も魅力的です。スペイン人の男の前向きさに落ち込んでいることが馬鹿らしくなること間違い無し。失恋してもトラブルが起きても楽しそうにしている彼らは、泣いたかと思ったら次の瞬間に大爆笑。感情を豊かに表現することの大切さを学べる、そんな気がします。

 

「いいじゃないか、大泣きしたって。またすぐ笑えるさ」と語りかけてくれるようです。

 

まとめ

失恋は何歳になっても辛いもの。でもそれは、自分がよりいい男、いい女になるためのステップだと思って前に進むしかありません。いつかその痛みが大切な人に優しくなれる原動力になります。痛みは、過ぎゆく時間と新たな恋が確実に癒やしてくれます。それまでのちょっとした痛み止めとして、上記の3作を観て癒やされてくださいね。